アーユルヴェーダとは
アーユルヴェーダとは、
5000年以上も昔から伝承されてきた、人生を幸せに生きるために必要な智慧のこと。医学聖典に記された膨大な知識が今日まで、師匠から弟子へ、先生から生徒へ語り継がれてきました。
健康とはそれそのものが目的ではなく、人生の目的を達成するために不可欠な相棒のようなもの。
与えられた寿命をめいいっぱい生きるために健康を保つ方法、その一つがアーユルヴェーダのオイルトリートメントです。
本来アーユルヴェーダは、WHO（世界保健機構）が認定する世界三大伝承医学の一つであり、病気を治す治療と、予防的トリートメントの両方が行われます。
アーユルヴェーダがとてもユニークな医学だと言われる理由は、老化予防の専門『ラサーヤナ(強壮/若返り)科』があること。このラサーヤナ科で行われるオイルトリートメントこそ現在の日本で行われている、健康な人のためのリラックスと体力増進、そして老化予防を目的としてアレンジされたアビヤンガです。
アビヤンガは、身体の乱れたバランスを整え、体力・気力共に充実させ、男女ともに若々しさを保つために行われます。
アーユルヴェーダでは、私たちの身体を作っている『空・風・火・水・地』５つの元素の組み合わせからなる３つのエネルギー＜ドーシャ＞がバランスを崩すと、体調を崩したり、老化を早めると考えます。
３つのドーシャ
空＋風の性質 ＜ヴァータ＞
火＋水の性質 ＜ピッタ＞
水＋地の性質 ＜カパ＞
自然の中の一部である人間にとっては、太陽や草花と虫たち、新鮮な水などの自然とかけ離れた生活をする、または自然の摂理を無視した行動をとることは、ドーシャを乱す原因となります。
アーユルヴェーダは、日々の食事や、目に入るもの聞くもの、肌に触れるもの、そんな生活の全てが、あなたの心身を健康にもするし、病気にもするのだと教えてくれます。
Rasaでは、古代から伝わる決して古びることのないアーユルヴェーダの智慧を、アビヤンガ等のトリートメントと、ハーブを使った様々なワークショップなどを、出来るだけ伝統的な形を継承しながらも日本の繊細で研ぎ澄まされた文化と時代の感覚に見合うよう発展させ、自然と共に健康に生きること、幸せな毎日を積み上げていくことの大切さを、みなさまとシェアして参ります。
